ついにお宅訪問!
ここ2週間、エアロビをさぼっていたら一気に太りました🐷
タイ料理美味しいんだもん!←
エアロビ&ジョギング再開せねばです🏃
ついに、念願の家庭訪問
私の要望調査票の予定されている活動内容には“週1回。同僚とともに地域訪問し、児童に対する助言を行う”ってありました。
配属先の事業内容の部分には“センターまで通うことが出来ない山岳部への家庭や、入院中の児童の教育を行っている”ともありました。
これを受け、私訪問するのをとっても楽しみにしてたんですね。
1年だけ訪問学級を担任してたことがあり。
あのときは肢体不自由1年目で、本当に本当に未熟で(今もまだまだだけど)、子供たちに何もしてあげられなくて、辛くてもどかしい1年だったのだけど、今なら少しだけできることも増えたかなって思ってるんです。
それをタイで実践できるなんて!
ってすごく楽しみにしてたんだけど、配属先での活動が始まっても一向に訪問の話は出ない…
先生たちも訪問に行ってる様子はない…
ということで何回かいろんな先生に「訪問は行かないの?」って聞いてました。
そして返ってくる答えは「今は行かないよ!」「雨季だから行かないよ!」「8月中旬かな」とのことでした。
雨季だから行かないって意味わからん~~~~~~って思ってたけど、その理由が今日、わかりました😂
さまざまな理由で学校やセンターに通えない子どもたち
今日は5軒のお宅を回りました🚙
今日は遠くないお家を回るって聞いてたけど、総移動距離は400キロ超でしょうね。笑
まずはセンターから東に走り、一緒に行った先生の新居を見に行って(←回った数には入ってませんw)、1軒目のお宅へ。
ここには双子の子がいました。
2人は22歳。
学齢期ではないけど、訪問対象になってるみたい。
陽気な男の子と内気な女の子の2人です。
先生たちは普段の様子を聞き取ったり、書類のやり取りをしたり。
途中男の子が歌を歌い始め、家族でその子を囲んでほっこりタイム。
2人とも上手にお話のできる子たちでした。
遠い&2人だとバイクで送迎ができないことを理由に通えていないらしい。
🏠2軒目のお宅はセンターの近くです。
市内。
高級住宅街にあるお宅でした。
ピンポンを押すと自動で門が開いた(゚д゚)!すげぇ
家の中には脳性まひの女の子が寝ていました。
エアコンが効いた涼しい部屋でテレビを見て過ごしていました。
たくさんの来訪者に目をキョロキョロ!
拍手したり、声を出して呼びかけに反応してた☺️
はぁ~♡かわいすぎる♡
癒し♡
寝たきりで障害が重いから通えないらしいです。
🏠3軒目はセンターから西へ!
(今日は東側を攻めるんだと思ってたからびっくり)
途中腹ごしらえをして、モン族の村へ行きました。
タイの北部に点在する山岳民族の村。
その中でもよく聞くのはモン族。
お家の中はとっても涼しかった!
ちょっと寒いくらい?
対象の子はとっても愉快な子で、先生が歌を歌うとはしゃぎまくってました。
いつも来ない人が来るって楽しいねぇ♡︎
いい刺激だねぇ♡︎
🏠そして4軒目もモン族のお宅。
12歳の男の子が軒先(?)で寝ていました。
先生たちはみんな「〇〇~♡」と名前を呼んで今までとはちょっと違う反応🤔
何でだろうと思っていたら、数年前までセンターまで通ってたそうです。
それが障害が重くなり、寝たきりになってしまったため通うことを断念したそう。
次はさらに奥の村に行こうとしたんだけど、大雨に降られ、道がぬかるみまくってる!
これ以上進めない!!!
ってなって引き返しました。
「それで雨季は訪問しないって言ってたのか」って納得しました💡
🏠1軒断念して、最後のお宅へ。
対象の子は今いないというのでお父さんと話をしてたら一人の青年がバイクに乗って登場。
なんとその青年が対象の子でした。
おしゃべりもとっても上手だし、自分の携帯番号を覚えて言える、バイクにも上手に乗れる。
その子がセンターの対象であることが不思議なくらいしっかりした子でした。
感じたこと。
総移動距離400キロ以上、後部座席の席空いてるのに何故か3人座席に4人で座り(←)、お尻と腰を痛くしながら帰宅しました🚙
日本だったら通えてる学校に、ここだと通えない。
そういう子どもが世界にはたくさんいることは頭ではわかっていたけど、それを目の当たりにしたら「生まれた場所が違うだけで…」っていうのをすごく感じました。
学校に通うことが必ずしも幸せとはつながらないかもしれないけど、学校に通うことでたくさんの刺激を受けて、いろんな経験をして。
少しでも色鮮やかな人生になるはず。
それができない彼らに、私は何ができるのか?
たくさんの刺激と、いろんな経験で、人生に色付けができたらいいなぁ。
そんなことを考えた一日でした。