タークとスコータイのロイクラトン
お久しぶりのブログです!
昨夜寝る前に歯を磨いていたらとんでもなく気持ち悪い虫が部屋の中に入ってきました。
2倍サイズのバッタ。
でゴ○ブリのキモさ3倍。
やたらデカいし飛ぶし足長いしもう本当に本当に気持ち悪かったです…
おかげで目覚めちゃって退治したあとも気持ち悪くてなかなか寝れませんでした。
もちろん(←)夢にも出てきました。
もう二度と出会いたいくない。
今年もロイクラトンがやってきた
ロイクラトンとはタイ全土で行われている水の恵みに感謝するお祭りです。
池や川などの水辺に灯籠(クラトン)を流します。
タイ歴毎年12月の満月の夜に行われます。
今年は11月11日ポッキーの日に行われました。
私の任地タークではタイの中でも盛大に行われる町のひとつで気合いが入っています!
またターク県のお隣スコータイ県はロイクラトン発祥の地。
もちろんこちらも気合いが入っています。
そして日本人にはとても有名なコムローイ。
コムローイもロイクラトンと同じ日に行われます。
タークのお隣チェンマイ県で。
コムローイとはラプンツェルの舞台になったと言われているお祭りで、無数のランタンを空に打ち上げます。
私ラプンツェル好きなんです。
だから協力隊に参加する前からコムローイにはとっても行きたくて…!
でも10~11月って教員をやっていたら絶対に海外旅行なんて無理な時期。
ということで諦めていました。
ところが協力隊に参加することになって、任地はタイ!
これはもう運命!コムローイ絶対行く!!!
って思ってたのですが、去年タークのロイクラトンに参加したら、タークのロイクラトンが大好きになってしまって。
2年目の今年もタークのロイクラトンを楽しむことにしました。
チェンマイは今は日本人人気がすごくて人混みすごいみたいだし、チケット高いし、平日だし、タークも好きだし。
チェンマイのコムローイはブームが落ち着いた頃に早期退職をして(30年後ってもう定年過ぎてるけど←)人生の伴侶と共にゆっくりと訪れることにしました。(決定事項)
ということで今年はスコータイとタークのロイクラトンを楽しんできました♡
スコータイのロイクラトン
スコータイはロイクラトン発祥の地。
私としてはタークのロイクラトンもとっても素敵なんだけど、タークの人にとってはスコータイに行くことが素敵なことみたい。
ということで同僚と行ってきました!
去年も行ったんだけど、去年行ったのはロイクラトンの翌日。笑
お祭り中は人が多いからっていうのと、家族連れだったのもあり、去年はイベントチックなものはスコータイでは見られませんでした。
今年はお祭り真っ最中に独身女性たちで行ったので遅くまで存分にロイクラトンを楽しむことができました♪
開催場所は旧市街の歴史公園。
遺跡がたくさんあるところです。
遺跡はライトアップされ、公園内の至るところで催しが行われています。
ミスコンやムエタイやダンス、演劇などなど。
その中で私が感動したのはロイクラトンの歴史を説明しながらのコムローイ!!
なんとスコータイでもランタン上げが行われていたのです!
噂には聞いてたけど、去年は見れなかったからただの噂だったのかと。
チャンマイのように大量にあがるわけではないし、一般人は上げられないし、遠いけど、それはそれで品があってとっても綺麗だった。
あとたくさん花火も上がったよ☻
写真ぶれぶれ。笑
遺跡とランタンのコラボはここでしか見られないはず。
人混みって言っても身動き取れないほどでもないし、車で行っても駐車場は空いてるし、出るときも渋滞したりしないし。
何より入場無料だし!(たぶん←)
諦めていたコムローイが見れて大満足でした♡
タークのロイクラトン
タークのロイクラトンも負けちゃいません。
タイの多くの地域では池やプールにクラトンを流すんだけど、タークでは川に流します。
その名もピン川。
そしてクラトンの材料はココナッツの殻。
クラトンはバナナの茎や葉から作られているものが主流なんだけど、タークではココナッツの殻を使ったものが主流なんだそう。
ピン川に流すとクラトンが一本の紐で繋がれているかのように真っ直ぐに連なって流れていきます。
昔々、偉い人(誰かよく分からなかった笑)がタークのロイクラトンを見て「なんと美しい!紐で繋げてるのか?」と驚いたという逸話もあるそうです。
こんな話を聞いたので私も今年はココナッツでできたクラトンを流しました♪
今年は同期が遊びに来てくれたので、一緒にシュッタイを着て楽しみました。
シュッタイ(スカート)はラオスの同期の活動先(ウドムサイという町)で買ってきたハンドメイドの布を使って仕立てたお気に入り♡
何度見ても可愛い♡︎
トキメク♡︎
ここが私のアナザースカイ風の写真も撮ってもらってとっても楽しみましたー。
ロイクラトンは1年で最もタークに人が集まる時期だと思います!
外国人の観光客もチラホラ!(タークでは珍しい)
同期もとっても気に入ってくれました♡
ローカルなお祭りを楽しむことができます♡
ぜひチェンマイのコムローイ、スコータイのロイクラトンにお越しの際はタークのロイクラトンも一緒に楽しんでほしいです!
ゴミ問題について
川にココナッツの殻とろうそくを流したり、紙と針金でできたランタンを空に飛ばしたり…
気になるのは「これってどうなるの…?誰が片付けるの…?」ということ。
タークでロイクラトンを見ていた時も空からランタンの残骸が落ちてきました…
2つも…!
スコータイからきたのか、チェンマイからきたのか分かりませんが、ゴミが落ちてきたことには違いありません。
せっかく美しいロイクラトンを見ていたけどサーっと現実に戻された気がしました。。
翌日facebookを見たら回収された大量のクラトンの写真や、どこかの村の畑に落ちたランタンの写真などがたくさんタイ人の間でシェアされていました。
タークで流したものは回収する人がいるそうです。
どこかの村に落ちたランタンは村の人が掃除するそうです。
うーん。
これも考えもんですね。
楽しいことや美しいことの裏側も楽しかったり美しかったりしたらいいのにな、と思いました!