生徒宅訪問をして思うこと
気が付いたら2月も下旬。
本当に時が過ぎるのは早いです。
生徒宅訪問@プミポンダム
生徒宅訪問に同行してきました!
今回で4回目です。
(行く先は毎回違います。)
今回は生徒宅に訪問だと聞いていたのに、前日にいろんな先生から
・ダムに行く
・船に乗る
・酔い止め必須
・マスクとサングラスと帽子を忘れずに!
との情報を小出しにされていました。
これらを言われるたびに「生徒の家に行くんだよね?」って確認すると「そうだよ!」って言われ、
生徒の家行くのにダム行くの?
生徒の家行くのに船に乗るの?
生徒の家に行くのに酔い止め?マスクとサングラスと帽子???
なんで????
とハテナはどんどん増えていきました。笑
でもまぁ見通しもてない生活も慣れっこですキラーン
とりあえず言われたとおりにしとこうキラーン
ということで、よくわからないまま出発!!←
ダムも船も酔い止めもマスクもサングラスも本当でした
向かった先はなんとダム!!
…の向こうにある村でした( ゚Д゚)
(一瞬電波が入った隙に自分の居場所を確認笑)
船に乗ってダム湖の向こう側へ行きました!
船は屋根もないので日差しがきっつい。
よってサングラスと帽子も必須でした!
(マスクは何でかよくわからんけど、みんなしてたから私もしといた笑)
怪しさ100%!!笑
乗船時間は長くて途中で寝てしまい…。
起きたらタイじゃないところに着いてました( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)!
(タイなんだけど)
広がる景色はタイに来て見たことのない景色でした。
木も生えてなくて牛がたくさん。。
不思議な感覚でした。
船を降りてからは車に乗り換え、お宅訪問!
少し走ると村が登場しました。
荷台に乗せてもらったんだけど、結構なスピードだし、凸凹道だしで、プチジェットコースター気分でした。
貧富の格差=???
2018年、Credit Swissによる“人口のトップ1%を富裕層と定義し、その富裕層が国の富をどれだけ所有しているか”という調査で、タイはなんと
人口の1%の富裕層(約50万人)が国の富の66.9%を所有している
という結果が出たそうです。
(参考Bankok Post)
これはなんと世界ワースト1位。
貧富の格差世界ワースト1位ということです。
これがですね、生徒のお宅訪問に行くとすごくすごく実感するのです。
携帯の電波がないのはもちろんのこと、電気も通っていません。
村には病院もありません。
クリニックみたいなのがあって、週に3日、お医者さんが来るって言っていました。
そういう村に訪問に行くたびに、
重度の子はここじゃ生きられないなぁ。。
と感じてしまいます。
生きていくために必要な医療が受けられない。
貧富の格差が医療の格差に繋がり、命の格差を生む。
そんなことを考えながら、じゃあ自分に何ができるんだろう?って悶々として、何もできることが思いつかないことに虚無感を覚えています。
だけど感じることも、考えることも大切!だと思うので、これからも機会があればどんどんお宅訪問に同行させてもらいたいと思います!