"幸せの経済学"
訓練も半分が過ぎました!
先週は中間テストがあったり、
SV修了式があったり、
いろんな別れがあったり、
アジア飲みがあったり、
岳温泉おもてなしナイトがあったり。
書きたいことはたくさんある!
けど今日はとりあえず今日見た映画について、考えたことを書き留めておきたいのでそれについて書きます✍️
自主講座 幸せの経済学
訓練中、さまざまな講座がプログラムとして計画されているのですが、それとは別に、候補生たちが自主的に講座を開き、そのテーマに興味のある人たちが講座に参加するという自主講座というものがあります。
いろんな特技とか強みとか興味とか経験とかある人たちが多く、護身術、さまざまな性について、PCについて、HIV・AIDSについて、美味しいコーヒーの淹れ方、環境教育について…などなど、本当に多岐にわたる自主講座が毎日のように行われています。
せっかくの機会だから時間があるときはなるべく多くの自主講座に参加しようと思っています。
で、今日はドキュメンタリー映画鑑賞会に参加してきました。
ドキュメンタリー映画を観て、
良い開発って何か?
良い支援って何か?
をみんなで考えよう!
という企画でした。
今日は第一回目。
幸せの経済学
という映画を観ました。
舞台はインド北部の村ラダック。
去年の夏、訪れた地域です!
とってもとってもとーっても素敵な場所で、自然がいっぱいで美しく、ごはんも美味しい、何より人が温かい。
大好きな場所になりました。
映画の内容は、
ラダックに生きる人々から見出した経済のグローバリゼーションの矛盾を紐解き、これからの幸せの経済とは何かは考えるドキュメンタリー
と説明がありました。
正直、私、経済とかさっぱりわからんし、苦手分野だし、たぶんこれは舞台がラダックじゃなかったら観とらんかったでしょう。
私には難しいことがちょいちょいあって、10分くらい意識飛んでたとこもあるんだけど(笑)
終わってから思ったのは
・散々グローバリゼーション化を推し進めてきた先進国が、グローバリゼーションをしようとしている途上国に対して「今のままで幸せなんだよ」と説くのは、自分勝手だなということ。
→これは核保有国とか環境汚染とかにも通ずるものがあると思うんだけど、先進国は今まで散々自分たちがやりたいようにやって、発展してきたのに、いざ他の国がやろうとすると「それをやるとこういうデメリットがあるからやめとけ!ダメだ!」っていうのはなんて我儘なんだろうと思うのです。
まぁ解釈が大げさなのだろうけど。
先進国の私たちは今までいろんなことを行ってきた上で失敗もわかってて、そういうことを言えるのだし、その失敗の事例を伝えて同じ失敗をしないようにするのは大事なことだと思うけど、だからって「そのままが幸せなんだよ♡」って言うのは、なんていうか、違うよなーって思うのです。
・どんな支援が持続可能な開発で、本当に必要とされる支援とは何なのか?
映画を観たあとに近くの人と意見交換をする時間があって、そのときにコミュニティ開発の職種の子と話しました。
その子と話して考えることができたのは、何が持続可能な開発なのか。
恥ずかしながら、私はコミュニティ開発をよくわかっていないこともあって、単純にコミュニティ開発=村を潤わせる技を見つけて教える=他所の村に売れる商品を開発する的なイメージをもってたんだけど、他所の村に売れる=グローバリゼーション=そこに依存(?)しかねない=持続可能ではない という考えを知ることができました。
じゃあ何が持続可能な開発なのかはわからないままです。
フェアトレードだって、ずっとフェアトレードのものばっかり買えって言われても買えないし。
つまりそれって持続可能ではないよね。
自分の職種で、自分の任地で、何が持続可能な支援なのかしっかり考えていかねばと思いました。
一人で観ただけじゃなくて、観たあとに他の人と意見交換ができたのが何よりも大きな収穫でした!
あの場で観てよかった(*´-`)です。
自分が任地で活動する上で、何を大切にしてやるのか、しっかりと考えなくてはならないな、と思いました。
全3回の映画鑑賞会、時間が許す限り参加したいなと思います♡