授業の多様化
久しぶりに活動のブログを…
報告書第4号を書くにあたって自分の活動を振り返ってちょっとブログにも書こうかと思いました!
授業の多様化
私が活動する上でメインの目標としているのは“授業の多様化”です。
私のセンターでは授業がとても画一的。
ぬりえかダンスか…
ぬりえばっかりやってて、ぬりえが難しい実態の子どもたちは放置。
もしくは先生が無理やり手を持って塗らせてるけど子どもはどこ見てる??なんて状況でした。
もうラバイシー(ぬりえ)恐怖症になりそう。
少しでも新しい授業ができたら授業を通していろんな経験をできたらいいなってことでこれを目標にしました。
絵本を使った授業
私は日本で働いているときからお話の授業が大好きでした。
自分が授業を考えるのも、サブとして授業に入るのも大好き。
絵本の世界に入り込んで、普段体験することができない世界を体験する。
想像力も伸びるし、言語の発達も促すことができる。
何より読み手(先生)と聞き手(子ども)のコミュニケーションが肝となる♡
もうこれは配属してすぐの頃から取り入れたくて。
少しずつ浸透してきました!
私は今4~6歳児クラスを担当しているので、カウンターパートと一緒に絵本の授業を展開しています。
例えば“はらぺこあおむし”。
みんなではらぺこあおむしの帽子を作って、ちょうちょも作って。
(すんごい真剣な表情で作ってた!)
カウンターパートに読み聞かせしてもらって、子どもたちははらぺこあおむしの帽子をかぶっていろんな食べ物を食べます。
食べ物はタイバージョンにちょっと変更。
そんでブランケットにくるまってサナギになって、ブランケットから出てきて蝶になる~~~~♪
ブランケットにくるまってブランケットから出てくるのが子どもは楽しくて仕方ない様子で爆笑してます♡
そんなことでそんな爆笑してもらっちゃって恐縮です…って感じです。笑
可愛いです♡
他にもバンコクの紀伊国屋で調達してきたタイ語の絵本が何冊かあって、それをいろいろ試して楽しんでいます!
カウンターパートに見せて「これがやりたい」って言うとカウンターパートは絶対快く受け入れてくれます。
それでどのようにやるのかを説明して、教材を作ります。
いざ授業に導入してみると私の説明不足なのか思ってたのと違う…!なんてことは多々あるのですが、タイ人にはタイ人のやり方でっていうのがやはり一番合っているようで、子どもたちも先生も生き生きとやってくれています!!
だから細かいことは気にせずまぁいっか(*´ω`*)って感じでやってます。
一番大切にしたいのは授業を多様化することで“子どもたちがいろんな経験をすること”だから。
その中から好きなことを見つけて、広げていってくれたらいいなぁと思っています。
残り4ヵ月
気が付けば12月に入って残り4ヵ月も切りました。
早く帰りたい気持ちは基本にありつつ(←笑) 帰るときに後悔しないように!
やれることは全部やり切って、毎日を楽しんで、少しでも何か残せるようにやっていきたいと思います。
ワクワクする気持ちを忘れずに(^^♪
タークとスコータイのロイクラトン
お久しぶりのブログです!
昨夜寝る前に歯を磨いていたらとんでもなく気持ち悪い虫が部屋の中に入ってきました。
2倍サイズのバッタ。
でゴ○ブリのキモさ3倍。
やたらデカいし飛ぶし足長いしもう本当に本当に気持ち悪かったです…
おかげで目覚めちゃって退治したあとも気持ち悪くてなかなか寝れませんでした。
もちろん(←)夢にも出てきました。
もう二度と出会いたいくない。
今年もロイクラトンがやってきた
ロイクラトンとはタイ全土で行われている水の恵みに感謝するお祭りです。
池や川などの水辺に灯籠(クラトン)を流します。
タイ歴毎年12月の満月の夜に行われます。
今年は11月11日ポッキーの日に行われました。
私の任地タークではタイの中でも盛大に行われる町のひとつで気合いが入っています!
またターク県のお隣スコータイ県はロイクラトン発祥の地。
もちろんこちらも気合いが入っています。
そして日本人にはとても有名なコムローイ。
コムローイもロイクラトンと同じ日に行われます。
タークのお隣チェンマイ県で。
コムローイとはラプンツェルの舞台になったと言われているお祭りで、無数のランタンを空に打ち上げます。
私ラプンツェル好きなんです。
だから協力隊に参加する前からコムローイにはとっても行きたくて…!
でも10~11月って教員をやっていたら絶対に海外旅行なんて無理な時期。
ということで諦めていました。
ところが協力隊に参加することになって、任地はタイ!
これはもう運命!コムローイ絶対行く!!!
って思ってたのですが、去年タークのロイクラトンに参加したら、タークのロイクラトンが大好きになってしまって。
2年目の今年もタークのロイクラトンを楽しむことにしました。
チェンマイは今は日本人人気がすごくて人混みすごいみたいだし、チケット高いし、平日だし、タークも好きだし。
チェンマイのコムローイはブームが落ち着いた頃に早期退職をして(30年後ってもう定年過ぎてるけど←)人生の伴侶と共にゆっくりと訪れることにしました。(決定事項)
ということで今年はスコータイとタークのロイクラトンを楽しんできました♡
スコータイのロイクラトン
スコータイはロイクラトン発祥の地。
私としてはタークのロイクラトンもとっても素敵なんだけど、タークの人にとってはスコータイに行くことが素敵なことみたい。
ということで同僚と行ってきました!
去年も行ったんだけど、去年行ったのはロイクラトンの翌日。笑
お祭り中は人が多いからっていうのと、家族連れだったのもあり、去年はイベントチックなものはスコータイでは見られませんでした。
今年はお祭り真っ最中に独身女性たちで行ったので遅くまで存分にロイクラトンを楽しむことができました♪
開催場所は旧市街の歴史公園。
遺跡がたくさんあるところです。
遺跡はライトアップされ、公園内の至るところで催しが行われています。
ミスコンやムエタイやダンス、演劇などなど。
その中で私が感動したのはロイクラトンの歴史を説明しながらのコムローイ!!
なんとスコータイでもランタン上げが行われていたのです!
噂には聞いてたけど、去年は見れなかったからただの噂だったのかと。
チャンマイのように大量にあがるわけではないし、一般人は上げられないし、遠いけど、それはそれで品があってとっても綺麗だった。
あとたくさん花火も上がったよ☻
写真ぶれぶれ。笑
遺跡とランタンのコラボはここでしか見られないはず。
人混みって言っても身動き取れないほどでもないし、車で行っても駐車場は空いてるし、出るときも渋滞したりしないし。
何より入場無料だし!(たぶん←)
諦めていたコムローイが見れて大満足でした♡
タークのロイクラトン
タークのロイクラトンも負けちゃいません。
タイの多くの地域では池やプールにクラトンを流すんだけど、タークでは川に流します。
その名もピン川。
そしてクラトンの材料はココナッツの殻。
クラトンはバナナの茎や葉から作られているものが主流なんだけど、タークではココナッツの殻を使ったものが主流なんだそう。
ピン川に流すとクラトンが一本の紐で繋がれているかのように真っ直ぐに連なって流れていきます。
昔々、偉い人(誰かよく分からなかった笑)がタークのロイクラトンを見て「なんと美しい!紐で繋げてるのか?」と驚いたという逸話もあるそうです。
こんな話を聞いたので私も今年はココナッツでできたクラトンを流しました♪
今年は同期が遊びに来てくれたので、一緒にシュッタイを着て楽しみました。
シュッタイ(スカート)はラオスの同期の活動先(ウドムサイという町)で買ってきたハンドメイドの布を使って仕立てたお気に入り♡
何度見ても可愛い♡︎
トキメク♡︎
ここが私のアナザースカイ風の写真も撮ってもらってとっても楽しみましたー。
ロイクラトンは1年で最もタークに人が集まる時期だと思います!
外国人の観光客もチラホラ!(タークでは珍しい)
同期もとっても気に入ってくれました♡
ローカルなお祭りを楽しむことができます♡
ぜひチェンマイのコムローイ、スコータイのロイクラトンにお越しの際はタークのロイクラトンも一緒に楽しんでほしいです!
ゴミ問題について
川にココナッツの殻とろうそくを流したり、紙と針金でできたランタンを空に飛ばしたり…
気になるのは「これってどうなるの…?誰が片付けるの…?」ということ。
タークでロイクラトンを見ていた時も空からランタンの残骸が落ちてきました…
2つも…!
スコータイからきたのか、チェンマイからきたのか分かりませんが、ゴミが落ちてきたことには違いありません。
せっかく美しいロイクラトンを見ていたけどサーっと現実に戻された気がしました。。
翌日facebookを見たら回収された大量のクラトンの写真や、どこかの村の畑に落ちたランタンの写真などがたくさんタイ人の間でシェアされていました。
タークで流したものは回収する人がいるそうです。
どこかの村に落ちたランタンは村の人が掃除するそうです。
うーん。
これも考えもんですね。
楽しいことや美しいことの裏側も楽しかったり美しかったりしたらいいのにな、と思いました!
タークの美容院に行った話
タイに来て約1年3ヵ月。
タイに来る前にばっさり切って、こっち来て半年後に耐えられなくなって日本人美容師さんのいる美容院へ。
そんでその半年後にまた耐えられなくなってまたまた日本人美容師さんのいる美容院へ。
でもタークの美容院に一度は行ってみたくて、2回目の美容院では毛先を少し切ってもらっただけ。
そんでそこから3ヵ月後…ついにその時はきた!!!
タークの美容院ポージャイ
約2年タークに住むってなったら一度は行っておきたいと思ってた地元の人向けの美容院。
ついに行ってきました!!
タークの女性はボブスタイルがとても多いです。
ボブ好きな私としてはちょっと安心ポイント!
ボブ切り慣れてたら上手くやってもらえるっしょ!ということで。
同僚にどこの美容院がいいか聞いたところ、我が家からすぐ近くの“ポージャイ”というとこが人気店だよ!と教えてもらいました。
「予約しないといけないよ!」って。
ほ~。まずタイの美容院は普通は予約はいらないんだな。
と勉強になりました。
そして“ポージャイ”という名前。
タイ語で意味は“満足”という意味です。
こんな名前の美容院だもん、お客さんを満足させてくれること間違いなしです!
月曜日の仕事後、家に帰る前にポージャイの前を通ってみると3人もお客さんが!
さすがターク1の人気店。
1回家に帰って、軽く腹ごしらえをしてからもう一度向かうと店内には4人もお客さんが。
お店の人は1人で切り盛りしています。
「今日髪切ってもらえる?」ってお店の扉を開けて聞いてみました。
「髪切るの?ちょーっと待ってて!」って中に案内してもらえました!
ほとんどの人が洗髪やブローをしにきた人たちだったみたい。
(タイ人は1日に何度もシャワーを浴びるけど頭は数日に1回しか洗わない。そんで美容院で洗ってもらう人も多いらしい。)
待つこと1時間。
シャンプー台に案内してもらいました。どきどき
どんな感じかな!
どきどきし過ぎて写真撮るの忘れてた!
意外と日本のシャンプー台っぽい感じでした。
感想。
ゴシゴシではありません。
すごい頭皮傷付いた気分。。
カラーもやろうか悩んでたけど今回はやめとこって思ってやめてたんですけどね。
あのガリガリやられたあとにカラー剤つけたら沁みてただろうな…と。
やめといてよかったなと思いました。
ちょっと耳に水が入ったくらい。
その後カット台へ。
斜め上に謎の仮面(透明)が。笑
これなんだろうと思いながら「こんな感じにして」ってヘアカタログを見せました。
うん、可愛い♡︎
美容師さんは「OK!ボブね!」って即答!
さすがボブカットには慣れてるタークの美容院。
頼りになる〜♩
beforeはこんな感じでした。
久しぶりにこんな伸ばしたよ。
美容師さんはハサミを縦に使ってザクザク切っていく!
横にザクッではなく、縦にハサミを使ってくれてる感じが「お、こなれてるな」ってまた安心感。
そんなこんなでafterはこちら!
あれ。
意外と普通。
ちょっと思ってたより長いけど、手直しするなら長い方がいいやんってことで。
ブローとアイロンですごい内巻きにされたけど、私めちゃくちゃ直毛なんでね、大して内巻きにならなかったよね。
そして家に帰って、鏡で横から確認してみたら…
ガタガタやないかい!
向こう側と長さ違うやん!
前下がりのボブお願いしたのに前上がり!
いや前上がりと言うか何というか…
ガタガタやないかい!!!
って感じの出来上がりでした。
あれから1週間経ちましたが、毎日髪型には四苦八苦しています。
毎日めっちゃダサい髪型してます。
早くバンコクで美容院に行きたいです。
ポージャイでの出来栄えはマイポージャイ(満足してない)けど、いい経験にはなりました♡︎
もう2度目はないかな♡
ここ1ヵ月間の私
さてすっかり月1更新が定着しつつあるこのブログ。
何故でしょう。
毎日何かしら起こっているはずなのに…!
最近の出来事
前回の更新から今回までどんなことをしてたかちょびっと振り返ってみたいと思います。
◎お盆に大学時代の友達が遊びに来てくれた
カンチャナブリとエラワンミュージアム行って、バンコクでカフェしました♡
楽しすぎた!幸せすぎた!
自分の気持ちに素直にね♡だね。
この出会いがきっかけでホームシックから抜け出した気がする。
◎スペシャルオリンピックスのイベントがメーソートのセンターであった
朝6時出発で隣町のメーソートへ。
スペシャルオリンピックに関わるイベントがありました!
久しぶりに日本の体育の授業みたいなことして楽しかった(∩´∀`)∩
その後の反省会でも意見を聞いてもらえたのは大きな収穫。
あとタイ人は巡回(?)しにくるアドバイザーの話をとてもよく聞くこと確信に変わったのも大きな収穫。笑
そしてその日の夜はそのまま公務員試験に受かった先生たちのお祝い!
タイ人大好きSPYを飲みながらひたすらカラオケでひたすら踊る会。
朝6時から始まり、夜12時まで元気なタイ人。すごい。
◎急に謎の休みをもらえてバンコクへ
ラッキーなことに同期のテレビ出演を見学させてもらいました!
人身取引に関する取材でした。
日本人も自分事として捉えないといけない問題。
たくさんの人にテレビ見てもらえてるといいなぁ。
(2019年9月11日放送の未来世紀ジパングだよ!)
◎タイ国内1というロングボート大会を見にピチット県
暑い中戦う男たちを見たよ!
かっこよかった。
ピチット県はワニがたくさんいるらしい。
全体的にゆるくて楽しいピチット県でした♡
◎自転車パンクで300バーツ
パンクっていうか、タイヤが破れた。笑
◎アイロンでグーフィーの耳が溶けた
ここ最近焦げ目がつくようになってたアイロン、ついに溶かしてしまいました。
あと半年にして新しいの買ったよ…
今までのは199バーツ(700円くらい)
次は奮発して299バーツ(1000円くらい)!!
あれ、ひとつの記事できちゃった。笑
じゃあせっかくだから今日書こうと思ってたことは別の記事に書くことにしよ。
コンケンに行った話
7月28日は国王の誕生日!
29日(月)が祝日となり、3連休がありました。
ということで同期が活動するコンケン県旅行に行ってきました。
コンケンまでの道のり
コンケンはイサーン(東北)地方に位置しています。
タークからはバスで9時間でした!
乗り換えなしの直行だよ♡
二度目ましてのイサーン地方。
イサーンは北部と違って山がなく、土!田んぼ!土!田んぼ!土!田んぼ!という感じです。
地域で見える景色が違うのはタイ国内旅行での楽しみのひとつでもあります^^
今回の旅のメインイベント!
コンケンはずっと行きたい町でもあったのですが、今回「よしコンケン行くぞ!」ってなったのは、同期が活動する特別支援教育センターが第1回アート展覧会を開催したから♡
同期はコンケンにある特別支援教育センターで美術の先生として活動しています。
(職種は私と同じ障害児・者支援)
そこで、同期とそこのセンターの美術の先生で展覧会を企画して展覧会をするということで、この機会にコンケンに行こう!となったわけです。
会場となっているのはコンケン市内にあるCoffee Der La というカフェに隣接された展示スペースです。
展示された作品はセンターに通う子どもたちが美術の時間に作った作品たち。
展示されている空間はとーってもHAPPYが溢れる空間でした。
作品の色合いとか雰囲気がとっても温かくて、ずっとそこにいたいくらい素敵でした←2日間の滞在で2日間行った。笑
タイの障害児教育の現場では、子どもたちの成果を発表するような機会がとっても少なくて。
お母さんと展覧会を見にきた子が、とっても嬉しそうに「これ私のだよ!!」とお母さんに自慢したそうで。
子どももお母さんも嬉しそうだったとか。
もうね、その話聞いて涙だよ。
そうだよね、嬉しいよね。
見て欲しいよね。
よかったね^^♡
こんな場を作った同期を尊敬するし、私の自慢です!ドヤ!すごいやろ!
配属先の美術の先生と一緒に企画したみたいだけど、美術の先生も一人ではここまでできなかっただろうし、0から1にするのってすっごくすっごく大変だから、本当にすごいなぁと思います。
そんで来年にまた第2回を計画中の様子。
0から1にするのも大変だし、それを定着させるために、2回目も計画して、実行するのもとっても大事なこと。
それを同期が力添えしたからこそ、成功しているのだと思います。
とても尊い活動をしているなぁと思います。
私も改めて頑張ろうと背中を押してもらいました!
コンケン観光
メインイベントは☝だったんだけど、せっかくコンケンに来たんだしということでコンケン観光もしてきました。
コンケンと言えばの9階建てのお寺。
(名前は知らない←)
コンケンと言えばの天国と地獄のお寺。
(こちらも名前は知らない←)
コンケンと言えばなのかどうか知らないけど、お偉いお坊さんが火葬されたところ。
(こちらも名前は知らない←)
あとイサーンといえば本場のイサーン料理♡
これまた美味しかったです♡
ここでの活動も1年が経ち、自分のやってることとか自分の目指してるものに段々と自信がなくなってきて、心が削られまくってる最近。
そんな中で同期の素敵な活動に触れて、子どもたちの楽しむ様子が浮かんで、同期とあんなことやこんなことを話して、私が目指しているものは間違ってないなって思うことができました。
よかった。
相変わらず活動では心削られまくって、疲労困憊している日々ですが。
自分の芯はブレないように。
やっていきたいと思います。
中間報告会
ただいま史上最強のホームシックしてます!
タイに来て初めて、早く日本に帰りたいって思ってます。
何ででしょうねぇ。。
日本で毎日楽しく充実した授業をやっていたのが恋しい…(´;ω;`)
日本の教育現場が恋しい…(´;ω;`)
(入学式か何かの準備してた体育館前)
タイに来て1年。
先月6月でタイに赴任して1年が経ちました!
タイで過ごす二度目の6月。
と言っても去年の6月~7月はバンコク研修だったのでまだ二度目感はあんまりないけど!
1年が経ったということで中間報告会がありました。
国によって配属先で中間報告会をするところもあるみたいだけど、タイはJICA事務所で行われます。
中間報告ということで、今までしてきたことと、今後の計画についての話をしました。
正直今までしてきたことで、報告できるような成果は何もなくて。悲し。
でも今までやってきたからこそわかった配属先のこと、タイの障害児教育のことがある。
だからこそここに本当に必要な活動計画ができるんだと思うんです(キリッ)
今後の計画
今後の計画はとにかく 授業内容の充実に限ります。
そのためには私ができることはとにかくあれやりたい!これやりたい!って提案しまくることと、その教材を作りまくること。
ありがたいことに、一緒に組んでるパット先生は「ミキはアイディアたくさんあるからどんどんやりたいこと言ってね!」って言ってくれます。
そんで私は得意(←)の「〇〇がやりたいんだけど、私タイ語下手だから授業はパット先生にやってほしいの」と言ってパット先生に頼ります。
そんでうちにセンターの先生たちは子どもたちに合った教材を作るのがあまり得意ではありません。
作るとしても先生の評価会(←こんなんがタイにはある)のための教材で、実際にその教材を使って指導とかはほぼしません。
作る教材はネットから引っ張ってきたプリントくらい。。
ということで授業で使う教材は私が作ることにします(程よい諦めです)
でその教材を全部置いて帰ろうと!
教材があって、使い方を知っていれば、使って授業をしてくれると信じて…!!
1年経って思うこと。
赴任して1年。
2年目になってホームシックになってる今、思うこと。
(活動に関することに限ります!)
1年間ずーっと「何で私はここに来たんだろう?」って思いが消えなくて。
楽しいことも、嬉しいことも、もちろんたくさんあったけど、
悔しいこととか、悲しいこととか、理解できないこととか、納得できないこととか、諦めたこととか…
そういうことの方が多くて。
気持ちの浮き沈みが激しくて。
自分の存在価値を感じられなくて、悲しくなったり。
別に私は必要とされてないし、いてもいなくても変わらないし。。って拗ねたり。
でも協力隊としては「自分が帰ったあとも継続できるように」って思うから、自分がいなきゃダメ!なんて環境ではダメで。
って矛盾してるや~~~~~~~~ん!ってなったり。
頼りにされたら嬉しいけど、自分がいなきゃダメはダメとか、じゃあどうしたらいいんだーいってなって。
なかなか難しいです!
でも1年経って、やっと活動の方向性が見えてきて、光が少し見え始めた感じ!
こうやっていったら上手くいくんじゃないかな…?って感じです。
もちろん今も、いろんな感情に揉まれて日本に帰りたくなってるんだけど←
でもこのいろんな感情に揉まれてる感じも満喫しつつ、残り8か月もやっていきたいと思います!!
↑通勤途中に見える景色。
この景色が大好きなんだ!
研修会@プレー県
大きなイベント(?)が終わりました!
協力隊の仲間に声をかけてもらって、タイの障害児教育に携わる教員、PT、OT向けに日本の特別支援教育についてお話をする機会をいただきました。
プレー県
日本で勉強をして、日本を愛してくれているタイ人の教授(PT)と、その教授が企画している肢体不自由の学校で日本文化を紹介するボランティアをしている先輩隊員の繋がりで、今回このような機会をいただきました。
以前コンケンで行った研修で(これは私は参加していない)、「ぜひうちでも!」と声をかけてもらったそうです。
そして“北部繋がり”と“特別支援センター繋がり”ということで、私にも声をかけてもらい、同じく障害児・者支援で活動する同期と一緒に日本の特別支援教育について話をしました。
北部ということで声をかけてもらったのですが、タークからは遠かった…笑
google mapだと3時間半なんだけどね、公共交通機関(バス)で行くには乗り換え時間含めて10時間かかったよ…
小さい町から小さい町への移動は大変だということが今回わかりました!
近いはずなのに、遠いプレー県!
藍染めが有名らしいんだけど、観光する時間は一切なく、研修準備と研修で終わってしまったので、またゆっくり行きたいです。
こじんまりとしてて、住みやすそうな町でした^^
(プレーのセンターから見える景色が最高に好きでした)
幸せな人生を送るための教育
今回同期と紹介したのは、特別支援教育の概要、生活単元学習と音楽と美術についてです。
その中で私たちが一貫して伝えたかったのは
「私たちの教育の目標は、子どもたちがいろんな経験をして、いろんな感情を経験して、好きなことを増やして、人生豊かに、幸せに生きること」
です。
タイ人同僚にスライドのタイ語を確認してもらいつつ、「教育の目標って何だろう?」って問いかけたけど「……???」でした。
日本では「子どもが幸せに生きること」だよって伝えたら「……??意味がわからない……」って言われました。笑
この感覚って難しいのかなぁ~って思うんだけど、とにかく、子どもにはいろんな経験をさせて欲しいなぁと思うのです。
すぐに実践できるアクティビティを!
タイの先生たちは研修が大好き!
土日だろうが遠くの県まで研修に出かけます!!
その甲斐あってか(?)先生たちは知識は豊富なはず。
でもその知識をなかなか実践できていないように感じています。
そこで私は今回の研修では知識を共有するのではなくて、すぐに実践できるアクティビティを共有したい!と思ってました。
ありがたいことにアクティビティをする時間を3時間もいただいて。笑
音楽(リトミック)、美術(染め紙)、読み聞かせ(おおきなスイカ)の紹介をしました!
リトミックは音楽大好きタイ人にピッタリ♡
タイ人はいつも同じ音楽(タイPOP?)を聴いてて音楽の幅が狭いように感じたので、まずはクラシック音楽を使ったリトミック。
そしてヤクルト容器とお米を使ったマラカス作り。
そのあとそのマラカスを使ってギターに合わせてのリトミック。
どのリトミックもとっても楽しんでくれてたようでした^^
美術は同期が担当!
2人ペアになってもらって、一人は利き手が使えない設定で染め紙体験、もう一人が支援者です。
普段の授業では支援者が全てやってしまいがちなタイ。
子どもの自発的な動きを引き出す支援とは?を考えるきかっけになったら嬉しいなぁ。
美術は私は見れなかったのですが、終わり頃覗いてみたら「スーアイ❤(きれい)」と言いながら嬉しそうに写真を撮っていたので、きっと楽しんでくれたのではないかと思います^^
読み聞かせは私が担当。
日本の特別支援学校ではお決まりのおおきなかぶ。
おおきなかぶをタイバージョンにして「おおきなスイカ」でやりました。
タークで読み聞かせをしているところを見たことがなくて。
むしろ絵本すら見たことがなくて。
ず~っとやりたいなぁと思っていた読み聞かせ。
ここでチャンスがやってきた!!!
ただ読むだけじゃなくて、子どもに絵本の世界を体験してほしい。
先生が読んで、子どもが聞く、という人と人との関係を大事にしてほしい。
そんな思いを込めて。
模擬授業形式でやってもらったのですが、まぁ~驚き( ゚Д゚)!!
模擬授業、みんな上手過ぎて。笑
とってもみんな楽しそうにやってくれました!
自分たち(先生たち)が楽しいということは、子どもたちもきっと楽しいはず♡
子どもも先生も楽しい時間を作ってくれたら嬉しいです♡
伝わっていたらとっても嬉しい
今回は同期と一緒に、“タッグを組んで”できたおかげで一人ではできなかったことができました。
一緒にやった同期以外にも、小児療育の面から先輩隊員のPT、OTさん、当日アシスタントで遠くから駆けつけてくれた先輩、同期隊員にも感謝感謝です。
みんなと一緒でとっても心強かったです!!
何より、こんな機会を作ってくれた教授とプレーの先生に感謝だらけです。
私たち隊員だけではこんな機会は作れない。
現地の方の力があってこそ。
少しでもタイの子どもたちが幸せに生きるためのヒントになっていたら嬉しいです!
改めて、タイで、タイの人と一緒に、タイの子どもたちが幸せに生きていくために、これからももっと頑張ろうと思えた機会にもなりました^^